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第15回北斗杯 表彰式あとレセプション
「いいか、彩。このレセプションが終わってから家に帰ったら11時近くなるからお前は泊まって明日の朝帰ってこい。私は明日から米子で、家を早朝に出なきゃならないから、準備もあるしこのまま家に帰る。お前は家に荷物置いたら、私が帰るまであかりの家で面倒を見てもらうんだぞ。」
「お姉ちゃん、私だって来月には15になるのよ。留守番くらい出来るわ。」
「だめだ、お前に何かあったら父さんや母さんにどう謝ればいいんだ。頼むからあかりのところに行ってくれ。」
ー ねぇ、お姉ちゃん、腕が震えてる。そんなに強く抱きしめたら息が出来ないよ。 何をそんなに怖がっているの ー

「やぁ、進藤。頼まれてたソウルや北京でプライベートで打ってきた棋譜書いてきたよ。上に部屋にあるから帰りに渡すよ。声をかけてくれ。僕はここで明日前夜祭なんで泊まりなんだ。」
「サンキュー、塔矢。こっちは明日6時に家を出て米子なんでレセプション終わったらすぐにここを出たいんだ」
「じゃぁ、レセプションが終わったら11階で待っててくれ、こちらもすぐに行く」
「たすかるよ」

ー この人は姉には大変に優しい、気がつくと姉を見つめていることが多い。でも私には ー

ー うーのどかわいた、今何時だろう 二時過ぎ? 変な時間におきちゃったなぁ。あっ、水さっき飲みきったんだっけ、自販機って11階だっけ。パジャマにじゃまずいよね。さっき脱いだスーツきてくしかないかな ー

ー 誰にも見つかりませんように ー

ー あ、どっかでドアが開いた。廊下走ってこっち来る。えっ、お姉ちゃん? 明日早いからすぐ帰るって ー

姉の来た方を見るとあの人がドアの前にたたずんでいた。
私に気がつくと冷笑するように私を見て、部屋に戻っていった

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