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二次創作の更新履歴など
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玉置神社 アクセス
(155分)白浜空港(国道311号:57km:80分)ー本宮(国道168号:24km:25分)ー十津川温泉(村道:13km:35分)ー玉置神社P(徒歩:0.8km:15分)玉置神社
(115分)JR新宮(国道168号:34km:40分)ー本宮(国道168号:24km:25分)ー十津川温泉(村道:13km:35分)ー玉置神社P(徒歩:0.8km:15分)玉置神社
(193分)JR五条(国道168号:47km:90分)ー谷瀬の吊り橋(国道168号:23km:43分)ー十津川村役場ー(国道168号:6km:10分)折立(村道:12km:35分)ー玉置神社P(徒歩:0.8km:15分)玉置神社

羽田空港ー(JAL1日3往復:70分)白浜空港
JR高尾ー羽田空港
(81分)JR高尾ー(JR中央線:58分)東京ー(JR京浜東北:4分)浜松町ー(モノレール:19分)羽田第1
(84分)JR高尾ー(JR中央:44分)新宿ー(JR山手:18分)品川ー(京急:22分)羽田国内線
都心回避(103分)JR高尾ー(JR中央:6分)八王子ー(JR横浜:48分)東神奈川ー(JR京浜東北:30分)浜松町ー(モノレール:19分)羽田第1
都心回避(79分)JR高尾ー(JR中央:6分)八王子ー(JR横浜:48分)東神奈川ー(JR京浜東北:3分)横浜ー(京急:22分)羽田空港国内線

JR高尾ーJR新宮
2回(380分)JR高尾ー(JR中央:73分)東京ー(東海道新幹線:のぞみ:101分)名古屋ー(ワイドビュー南紀:196分)
3回都心回避(324分)JR高尾ー(JR中央:6分)八王子ー(JR横浜:38分)新横浜ー(東海道新幹線:のぞみ:84分)名古屋ー(ワイドビュー南紀:196分)

JR高尾ーJR五條
3回(331分)JR高尾ー(JR中央:73分)東京ー(東海道新幹線:のぞみ:138分)京都ー(JR奈良:44分)奈良ー(JR桜井:44分)高田ー(JR和歌山:32分)五條
4回都心回避(286分)JR高尾ー(JR中央:6分)八王子ー(JR横浜:38分)新横浜ー(東海道新幹線:のぞみ:122分)京都ー(JR奈良:44分)奈良ー(JR桜井:44分)高田ー(JR和歌山:32分)五條

JR長野ー新宮
1回(442分)JR長野ー(ワイドビューしなの:180分)名古屋ー(ワイドビュー南紀:204分)新宮
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周辺デートスポット
2011年7月12日9時高尾駅出発予定を想定
基本:東京都心回避
maps.google.co.jp/maps

多摩動物公園:
(0901−0928¥230)京王高尾ー(京王高尾)北野ー(京王)(京王)高幡不動ー(京王動物園線)
(0904-0944¥590)JR高尾ー(JR中央)立川ー(徒歩)立川南ー(多摩都市モノレール)多摩動物公園

こどもの国:
(0917ー1008¥690)JR高尾ー(JR中央)八王子ー(JR横浜)長津田ー(東急こどもの国)こどもの国

御岳山:
(御岳まで0917-1044¥650)JR高尾ー(JR中央)JR立川ー(JR青梅)御嶽ー(バス)滝本ー(御岳登山)御岳山ー(徒歩)御岳平ー(リフト)大展望台

桜木町:
(0917-1024¥890)JR高尾ー(JR中央)八王子ー(JR横浜/京浜東北直通)桜木町

鎌倉:
(0908-1047¥940)JR高尾ー(JR中央)八王子ー(JR横浜)町田ー(小田急江ノ島)藤沢ー(JR東海道)大船ー(JR横須賀)
(0908-1110¥1040)JR高尾ー(JR中央)八王子ー(JR横浜)町田ー(小田急江ノ島)藤沢ー(江の電)鎌倉
(0908−1059¥1110)JR高尾ー(JR中央)立川ー(JR南武)武蔵小杉ー(JR横須賀)鎌倉

富士急ハイランド:
(0925−1107¥1620)JR高尾ー(JR中央)大月ー(富士急行)富士急ハイランド

長野:
(0953-1541¥4310)JR高尾ー(JR中央)上諏訪ー(JR中央/篠ノ井/信越)長野
(0925−1353¥7240)JR高尾ー(JR中央)甲府ー(スーパーあずさ)松本ー(ワイドビューしなの)長野
(0927−1254¥7710)JR高尾ー(JR中央)八王子ー(あずさ)松本ー(ワイドビューしなの)長野

 僕を産んだ時、三月産まれの母はまだ15歳だった。父はもう40代後半だった。


 父の弟、叔父の妻の連れ子それが母だった。


 祖母は叔父より10歳以上歳上で叔父が就職したときの上司の未亡人。その上司が体調を崩してなくなったときに会社から手伝いに行き親しくなったそうだ。


 叔父夫婦が交通事故でなくなったあと小学校卒業間際の母は父に引き取られた。祖母には親戚がおらず、祖父の親戚とは再婚後疎遠になっていたそうだ。


 まだ父の先妻が健在で、母は近所の区立中学に入学した。


 先妻が体調を崩し亡くなったのは母が中学三年生の冬。すでに高校の入学試験は終わり、結果を待っている時だった。


 合格はしていたが、手続きや入学金のことを妻をなくしたばかりの父に言い出せなかったらしい。だから最終学歴は中卒だが、テレビで放送される高校や大学の講座をビデオに取りi時間をみつけては熱心に見ていたそうだ。


 これを聞いたのは緒方さんからだ。緒方さんは母と同学年で、母が引き取られた時にはすでに父に弟子入りしていた。


 高校一年の夏休み、明子さんのお腹にはすでにアキラ君がいた。なにがあったのかオレは知らない。


 緒方さんの持っているものではなかったけれど僕のタイトル初挑戦が決まった翌日、急に家に訪ねてきた緒方さんはそう言って帰り、以来僕とは一線を引いた付き合いしかしなくなった。芦原さんも前ほど僕に踏み込んではこなくなった。


第15回北斗杯 表彰式あとレセプション
「いいか、彩。このレセプションが終わってから家に帰ったら11時近くなるからお前は泊まって明日の朝帰ってこい。私は明日から米子で、家を早朝に出なきゃならないから、準備もあるしこのまま家に帰る。お前は家に荷物置いたら、私が帰るまであかりの家で面倒を見てもらうんだぞ。」
「お姉ちゃん、私だって来月には15になるのよ。留守番くらい出来るわ。」
「だめだ、お前に何かあったら父さんや母さんにどう謝ればいいんだ。頼むからあかりのところに行ってくれ。」
ー ねぇ、お姉ちゃん、腕が震えてる。そんなに強く抱きしめたら息が出来ないよ。 何をそんなに怖がっているの ー

「やぁ、進藤。頼まれてたソウルや北京でプライベートで打ってきた棋譜書いてきたよ。上に部屋にあるから帰りに渡すよ。声をかけてくれ。僕はここで明日前夜祭なんで泊まりなんだ。」
「サンキュー、塔矢。こっちは明日6時に家を出て米子なんでレセプション終わったらすぐにここを出たいんだ」
「じゃぁ、レセプションが終わったら11階で待っててくれ、こちらもすぐに行く」
「たすかるよ」

ー この人は姉には大変に優しい、気がつくと姉を見つめていることが多い。でも私には ー

ー うーのどかわいた、今何時だろう 二時過ぎ? 変な時間におきちゃったなぁ。あっ、水さっき飲みきったんだっけ、自販機って11階だっけ。パジャマにじゃまずいよね。さっき脱いだスーツきてくしかないかな ー

ー 誰にも見つかりませんように ー

ー あ、どっかでドアが開いた。廊下走ってこっち来る。えっ、お姉ちゃん? 明日早いからすぐ帰るって ー

姉の来た方を見るとあの人がドアの前にたたずんでいた。
私に気がつくと冷笑するように私を見て、部屋に戻っていった

11階のエレベーターホールで塔矢を待っているとすぐにやってきた。

3年前、5年前だったら部屋には入らなかった。
あの頃の塔矢はオレに結婚を迫って、誰かに唆されたのか犯罪行為に近い既成事実をつくってしまおうとしていた。
だが2年前、塔矢はそれまで断っていた見合い話を断らなくなった、オレに対しても穏やかになった。だから、安心していたんだ。でもそれは油断だった。

塔矢の泊まる部屋はツインで、手前側のベッドの上には何着かのスーツが広げられていた。
頼んでいた棋譜はまだほどいていない荷物の中にあるので出すのに少し時間がかかるからとコーヒーを勧められた。豆や道具を持ち込んでいたんだ。横にあるのは見合い写真だ。何枚もあって山になっている。胸の奥が掴まれたみたいだ、苦しい。でも、塔矢にバレないようにしなきゃ、オレは結婚は出来ない。
奥の窓際のソファに座り、塔矢の入れたコーヒーを飲みながら時間つぶしに今日彩の打った棋譜を検討していた。
なんか、コーヒーがいつもより苦い気がする。やっぱり初めての団長で気が張っていたのか、うとうとし始めてしまった。気がつくと塔矢が目の前に立っていた。棋譜はあったのか?
「疲れているんだね、少し休んでいくといい」
いや、いいよ。明日早いんだ。棋譜をもらったらすぐ帰らなくちゃ。
塔矢に抱き上げられた、逃げようとしたのに身体が動かない。

ベッドに横たえられた、覗き込んでくる塔矢の眼が3年前と同じだった…
首を振って、駄目だと塔矢に伝えたかったのに身体が動かせなくて出来なかった。
塔矢にスーツを脱がされ、下着も取られてしまった。
シャッター音?まさか
「進藤、君は本当にきれいだね」
塔矢、それは見た目だけだ。オレは穢れているんだ。だからお前みたいに本当にきれいな奴はオレに触れてはいけないんだ。
衣擦れの音が、塔矢が服を脱ぐ音がする。
塔矢が、裸の塔矢がオレに覆い被さって、自分のスマートフォンをオレの眼の前にかざした。
そこに映っていたのは、なにも身にまとっていないオレを足元から写した写真だった。

気がつくと、塔矢の指があり得ない場所に触れていた。知識としてはオレだって知ってる。誰にもまだそんなところに触れられたことは…あいつは触れたのだろうか?オレは気がつかなかったのか?忘れたのか?…次に感じたのは引き裂かれたような痛みだった。

気がつくと、オレはドア側のベッドに買った憶えのないキャミソールと下着を身に着けて一人で寝ていた。風呂かシャワーに入れられたのか汗もかいていなかった。身体は動いた。ベッドの足元側にはオレのキャリーバッグがあり、備え付けのデスクの椅子にスーツが掛けられていた。塔矢は隣のベッドでパジャマを来て背をこちらに向けて寝ていた。オレは起き上がると塔矢を起こさないようにスーツを着て、部屋を出た。

オレはこの時、彩に見られていたことも塔矢が狸寝入りでオレがエレベータに乗ったのをドアのところから確認したのも後々まで気がついていなかった。そして、なぜこの日だったのかも気づいていなかった。


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